1996年10月9日
今回はとにかく多くの作品を取り上げることを目的とした。1980年代のランダム編ショートコメント特集だ。
「ネイバーズ」迷惑は敵だ。
「フット・ルース」青春は何でもあり。この単語は、気まま、という意味だ。
「ウーマン・イン・レッド」赤いドレスの女に惚れるのはいいが、白いドレスの女は危険だ。
「バクダッド・カフェ」ジャスミンのような女がいたら、味が悪くても繁盛する。飲食店の方、必見。
「ウインター・ローズ」原題はMISUNDERSTOOD。人生、ほんの誤解から崩壊することもある。
「月の輝く夜に」満月の夜には何かが起きる。ギャー。
「ティーン・ウルフ1・2」満月でなくても狼になり得る。興奮しやすい方は要注意。
「天国の門」門を開けても扉を開けるまでは気を許してはいけない。
「グレムリン」3つの飼育条件。見ざる、聞かざる、言わざる、ではなくて、何でしたっけ。
「クルージング」ゲイの道は厳しい。入門希望の方、要覚悟。
「ベスト・フレンズ」キャンディス・バーゲン、ジャクリーン・ビセット。この配役だったから脚本が生きた。
「クロコダイル・ダンディー1・2」サムット・パカーンのワニ園にご招待。
「グロリア」ジーナ・ローランズ、カッコイイゾ!銃がよく似合っていた。
「スクープ 悪意の不在」メディアは第四の権力だ。書く側の論理に注視。
「アメリカン・ジゴロ」気をつけよう、甘いマスクといい女。
「アウト・サイダー」イジメより、こんな喧嘩の方がよっぽどいい。
「西太后」瓶の中には入れられたくない。
「勝利への脱出」オーバーヘッドキック!ゴォォール!!
「太陽の帝国」夕日のシルエットに包まれた少年は、戦争に何を思い感じたのか。
「スーパーマン2・3・4」無敵のヒーローも落馬する。
「ネバー・エンディング・ストーリー」子供には想像力が大切だ。僕は子供が寝るときに、創作話をすることにしている。
「オールウエイズ」存命中、いえなかったこと、いってなかったことがあれば、幽霊になってもそのことをいいたいよな。
「ダイ・ハード」DIE HARDとは、なかなか死なない、という意味だ。サラリーマンにもうけたのは、次の台詞のせいだろうか?―何でおればっかり―。
「リーサル・ウエポン1・2」ハチャメチャだが自分を曲げない男。
「ザ・リバー」という作品では農地を守るために貧困や自然と戦う信念を持った男。表現方法は違うが、自分を持った男の役がメル・ギブソンのハマリどころだ。「フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白」「ブレイブ・ハート」でもキッチリとその男を見せてくれた。
クリント・イーストウッド作品が数多く制作されている。
「ダーティー・ファイター
燃えよ鉄拳」オラウータンが相棒。
「ブロンコ・ビリー」西部巡業話。
「ファイヤー・フォックス」最新鋭戦闘機はパイロットの意志で操縦できるが、かみさんやだんなの操縦よりは簡単だろう。
「ダーティー・ハリー4・5」GO AHEAD,MAKE MY DAY.
「シティー・ヒート」刑事と私立探偵。そしてバート・レイノルズとの共演。そりゃ楽しめるよな。
「タイト・ロープ」猟奇的娼婦殺害事件、日本やタイではあまりないでしょう。
「ペイル・ライダー」僕は刑事のイーストウッドの方が好きだ。
「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」海兵隊訓練の方が、13日間地獄の特訓より厳しいぞ。
「ピンク・キャデラック」おちゃらけたイーストウッドもたまにはいい。こんな車で出勤したらかなりイカスぞ。
では再びランダム編に戻ろう。
「ヒッチャー」この映画を見たら他人を乗せることも乗せてもらうことも恐ろしくてできない。僕は学生の頃アメリカ2000キロをドライブしたが、もしハイカーを拾っていたら・・・。
「レインマン」人間、それは未知なるもの/肉親、それは深い絆で結ばれたもの。
「評決」アメリカ法廷ドラマ ~酔っ払いと正義~
「摩天楼はバラ色に」爽やかなとんとん拍子のビジネスサクセスストーリーだ。でも植木等の方が上手かな。
「ウォー・ゲーム」実際にも起きているが、少年がパソコンで国防総省に侵入した。正に紙一重のワールドゲームだ。
「クイック・シルバー」学生時代、毎年8月にやった自転車での碓氷峠越えを思い出す。銀輪の青春も今はもう遠い昔になってしまった。
ざっと43本を取り上げてみたが、僕としてはつまらない作品も結構あった。しかし、その作品を観てみない限り主観的に作品の是非を述べることはできない。従って当たりハズレがあるのは仕方のないことだ。今後もハズレにがっかりしながらも、多くの作品に接していきたい。そうすれば、必ずいい作品に巡り会えるはずなのだから。