2008年2月3日

 

  

 2008年2月3日、午前8時20分、カーテンを開けると窓の向こうではなにやら白い物が宙を待っており、我家のベランダには3センチくらいの雪が積もっていた。今日はこの状態が終日続くようだ。こんな日は外出せずに映画を観てコラムを書くことにする。
 雪に関するの○作品ですぐに思い浮かぶのは、


 「白銀に燃えて」<IRON WILL>

1993/アメリカ

監督:チャールズ・ハイド 

主演:マッケンジー・アスティン/ケヴィン・スペイシー 

概要

事故で父親を亡くし大学進学を諦めかけた青年が、賞金1万ドルの懸かった犬ゾリレースに挑戦し勝利をつかむ成功物語


「パラダイスの逃亡者」<TRAPPED IN PARADISE>

1994/アメリカ 

監督:ジョージ・ギャロ 

主演:ニコラス・ケイジ 

概要

クリスマスの晩に起きた3人のコソ泥兄弟とパラダイスという街の善人ばかりの住人たちがおりなすハートフルコメディ


ジャック・フロスト」<JACK FROST>

1998/アメリカ 

監督:トライ・ミラー

主演:マイケル・キートン/ケリー・プレストン 

概要

事故でこの世を去った父親が、雪だるまとなって家族のもとに帰ってくるというファンタジー)
 「白銀に燃えて」は、ステレオタイプ的なアメリカンドリーム作品。「パラダイスの逃亡者」は、性善説に焦点をあてたほのぼの作品。この2作品は見方によればできすぎで、ご都合主義的な作品となっているのだが、メッセージは決して否定されるものではなく、シナリオもよくできていたので僕の評価は○となった。一方、「ジャック・フロスト」にはご都合主義の色はない、ファンタジー100%のストーリー。家族それぞれの結びつきを暖かく描いた作品だった。
 
 Wikipediaで雪を検索すると、「雪とは、空から落ちてきた水の結晶(氷の結晶というのも同じ)で、そのような現象が発生しているときの天気、地上に積もった堆積物をも指す。現象のみを表す場合は「降雪」、地表面に雪が堆積している状態やその雪を「積雪」という。なお、雪は天然に産出する無機質の結晶構造を持つ物質であるため、鉱物の一種と分類されることがある」とある。
 日本雪氷学会によると雪質によって積雪は下記の9種類に分類される。
①新雪(降雪の結晶形が残っているもの。みぞれやあられを含む)
②こしまり雪(新雪としまり雪の中間。降雪結晶の形は殆ど残っていないがしまり雪にはなっていないもの)
③しまり雪(こしまり雪がさらに圧密と焼結によってできた丸みのある氷の粒)
④ざらめ雪(水を含んで粗大化した丸い氷の粒や、水を含んだ雪が再凍結した大きな丸い粒が連なったもの)
⑤こしもざらめ雪(小さな湿度勾配の作用でできた平らな面をもった粒、板状、柱状がある)
⑥しもざらめ雪(骸晶(コップ)状の粒からなる。大きな湿度勾配の作用により、もとの雪粒が霜に置き換わったもの)
⑦氷板(板状の氷。地表面や層の間にできる)
⑧表面霜(空気中の水蒸気が表面に凝結してできた霜)
⑨クラスト(表面近傍にできる薄い硬い層。サンクラスト、レインクラスト、ウインドラスト等がある)


 この分類からすると、今日の雪は午前が新雪で、午後からがざらめ雪ということになる。