2010年1月24日
部屋にある映画(VHS)ストックが100本を割ってしまったので、昨年末31日から1月2日にかけてバイクで買出しに出かけた。そこで購入した本数は247本にもなってしまったが、満足のいく3日間だった。しかし、まだ観ていない作品が本当に数多くあるものだ。
さっそく何本かを観てみたが、まだ◎の作品はない。というよりは、ほとんどがxの評価となっているのだが、○評価は、
「ホワイトクラッシュ」<THE SNOW
WALKER>
2003/カナダ・スペイン
監督チャールズ・マーティン・スミス
主演:バリー・ペッパー
セスナ機が墜落し、周囲数百キロにわたって無人の雪原に取り残された都会人男性とイヌイット女性の生死をかけた脱出劇)と
「ザ・サバイバー 漂流者」<STRANDED>
2001/アメリカ
監督:チャールズ・ビーソン
主演:リーアム・カニンガム
19世紀初頭、暴風雨に襲われ無人島へ漂流し困難を乗り切ろうと奮闘する家族の物語)の2作品だった。いずれもアドベンチャー系の作品だ。
都会人が大雪原という自然環境に、なんの準備もなく突然放り出されてしまったら、それは死を宣告されたに等しい。一方、極寒の中で古来から生活を営んでいるイヌイットにとってみれば、その環境は日常と変わることはない。しかし、肺結核という病魔に襲われてしまったら、いくら古来からの知恵を駆使しても、その病を克服することはできない。だが。自然を友とするイヌイットの女性と、科学を友とする都会人の男性との間に、信頼が生まれたとき、結末は大きく変わるであろうし、そうあってほしい。たった2人しかいない過酷な雪原下で、ゆっくりと醸成されていく深い信頼感とそれに基づいた生還への希望の数々の描写が、静かに心に沁みた。
無人島に漂流し生還する作品は数多く制作されているため、この系統の作品と比較してしまうと、今回の作品は若干色褪せてしまうのだが、娯楽作品としてはそこそそこ楽しめた。このような作品を観ていると毎回思うのだが、期限付きで無人島生活を送ってみたいと思ってしまう。
ちなみに、この手の作品で僕が○をつけた4作品は次のとおり。
「青い珊瑚礁」<THEBLUELAGOON>
(1980/アメリカ監督:ランダル・クレイザー 主演:ブルック・シールズ)
「ブルーラグーン」<RETURNTOTHEBLUELAGOON>
(1991/アメリカ 監督:ウィリアム・グラハム 主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)
「キャスト・アウェイ」<CASTAWAY>
(2000/アメリカ 監督:ロバート・ゼメキス 主演:トム・ハンクス/ヘレン・ハント)
「最果ての地」<LIMBO
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(1999/アメリカ 監督:ジョン・セイルズ 主演:メアリー・エリザベス・マストラントニオ)
いよいよ2010年がスタートした。
購入した247本の中に◎作品が数多くあることを期待し次の作品を観ることにする。