2016.03.13 

ニューヨーク 冬物語」<WINTER TALE>

 

2014/アメリカ

 

監督:アキヴァ・ゴールズマン

 

主演:コリン・ファレル 

   ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ

 

「ニューヨーク冬物語」を、今、観を終えた。

文句なく125本目の◎作品だった。

 

作品は過去と現在が交錯して語られる。
台詞やナレーションが美しい。また、実に伏線が素晴らしい。そして、時を超えたお話に心を打たれました。

 

涙腺が弱い人は大変なことになりますね。 いろいろな意味で素直に観てほしいです。今回はコメントしません。作品概要も書きません。気に入った台詞やナレーションを今回のコラムとします。

 

昔々、もし空には星などなかっとしたら、今ある“星は”何かしら?
もし夜空を照らすのがかなたの星の光でなく、天使になった人の翼だとしたら?

人には皆役割がある
そして運命が別の時と世界を結びつける
すべては壮大な計画の一部だ
魔法はいつも起きている ただ見えないだけ
さあ 目をこらして・・・
時間や距離ですら違って見えるはず

 

奇跡の出会い
人は心に奇跡を宿して生まれる
目的はただひとつ
奇跡によって結ばれる相手も生涯にただ一人
人は旅人だ
運命が指し示す道を行く
たった一つの奇跡の愛を求めて
でも用心を
光を求めれば黒い闇が忍び寄る
善と悪の戦を戦うのは軍隊などではない一人一人の人間だ

 

高熱だと周りが輝いて見えるのよ
今も冬の光で部屋中がキラキラしている
白い光の槍が光線になって銀の十字架に反射している
このレンズにも
窓枠やガラスにもはじけている
私たちも光り輝いているわ
熱がでるほど、すべてが光で結ばれるのがはっきり見える

 

今までで最高の盗品は?
まだ盗めていないようだ

 

我々の部族には10の歌がある
内容はこうだ
人は心に奇跡を宿している
その軌跡で結ばれる相手は生涯にただ一人
二人が近付くと天が力を貸して運命の出会いは成就する

 

この世の命は等しく尊い
役割のない命など一つもないのだから
もし誰もが天の壮大な計画の一部だと気づいたとしたら?
いつか自分が果たすべき役割を終えた時
私たちは空に上って愛する人と再会する
遠の愛のために