2018.04.15
ラオスのソンクラン休暇を利用しバンコクで新作映画とDVDを複数本観てきた。
これまで観てきた約8,800本の中で怪獣系作品に◎を付けたのは「ランペイジ 巨獣大乱闘」が初めとなる。
◎「ランペイジ 巨獣大乱闘」
<RAMPAGE>
2018/アメリカ
監督:ブラッド・ペイトン
主演:ドウェイン・ジョンソン/ナオミ・ハリス
作品はいたって簡単なお話で、巨大化した動物たちをやっつけるというものなのだが、文句なく◎評価の作品になった。CGの見事さ、ゴリラと人間との友情・信頼。そこに大いに笑わせてくれるユーモア描写とほろっとさせられるシーンもあり、これぞエンターテイメントという仕上がりになっていた。
○「ア・クワイエット・プレイス」
<QUIET PLACE>
2018/アメリカ
監督:ジョン・クラシンスキー
主演:エミリー・ブラント/ジョン・クラシンスキーモンズ
音に反応する怪物から逃れるため音を立てない生活をする家族と怪物との戦いが描かれている。戦いと書いたが家族の物語でもあるところが予想外。終盤は予想通りの展開となるが、それまでのシナリオがいいため読めてもまったく気にならなかった。
○「パシフィック・リム アップライジング」
<PACIFIC LIM:UP RISING>
2018/アメリカ
監督:スティーヴン・S・デナイト
主演:ジョン・ボイエガ/スコット・イーストウッド
このシリーズは始めて観るのだが、先入観としては子供向けの作品だった。観てみたがやはりその通りと感じたのだが、意外と楽しめたのはストーリーではなく見事なCGに圧倒されたからだった。しかし本当に昨今のCG技術はすごい。
○「レディ・プレイヤー1」
<READY PLAYER ONE>
2018/アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:タイ・シェリダ/オリビア・クック
この作品も子供向けという先入観で観たのだが半分そうで半分そうではなかった。ストーリーとしては良くできているのだが、ちょっとこっけいな描写が多く思えた。ただ映画好きにはたまらない仕掛けがされていたので気に入った。またこの作品のCGは上記作品同様ものすくリアルに描かれているため間違いなく圧倒されるだろう。お見事でした。総じてゲーム世代から多くの指示を受ける作品であることは間違いない。
×「ENTEBBE」
2018/アメリカ
監督:ジョゼ・パジーリャ
主演:ロザムンド・パイク/ダニエル・ブリュール
1976年、エンテベ空港で起きたエールフランスハイジャック事件を扱った実話。
実話のため難しいところはあっただろうが、犯人に焦点をあてた脚本にするか、または搭乗客にフォーカスした仕上げにするかのメリハリをつけて欲しかった。そこが中途半端だったため残念ながら消化不良の作品となった。
ここまでは映画館で観た作品だ。
下記作品はDVDで観た作品になるのだが、○評価は1作品のみとなった。
○「海底47m」<47 METERES DOWN>2016/イギリス
△「DEEP BLUE SEA 2」2018/アメリカ
△「X-ミッション」<POINT BREAK>2015/アメリカ
×「ONLY THE BRAVE」2017/アメリカ