2019.10.19
「クロール ―凶暴領域―」
<CRAWL>
2019/アメリカ
監督:アレクサンドル・アジャ
主演:カヤ・スコデラーリオ/バリー・ペッパー
<概要 公式サイト>
大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ捜しに戻る。
地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何モノかによって地下室奥に引きずりこまれ、右足に重傷を負ってしまう―。
休暇を過ごすためバンコクに行き映画三昧の時を過ごした。
この作品は、いわゆるパニック作品で物語はいたってシンプル。休暇だからこそこういう作品は気軽に観ることができていい。
B級作品のジャンルに入るのだが十分楽しめた。きちんとした伏線があり、そこに父と娘の心の乖離を次第に埋めていくワニとの戦いが織り交ぜれられ進行していく。
意外性はないものの定番的な不意を衝く大音響。行ってはいけないところに行ってしまう設定により起こる惨劇。そして、父を疎ましく思っていた娘の心の変化。そして二人のコンビネーションによるワニ撃退。
僕には〇の作品だった。
ちなみにパニック作品でワニの映画を10本くらい観ているがほとんどが時間の無駄だった。その中でまあまあ楽しめたのは、だいぶ古いが1999年に制作されたアメリカ作品、「U.M.Aレイク・プラシッド」。最後がなかなかいい落ちだった。このシリーズ3作目まで観たが、あらら、だった。