2022910

トランス・ワールド

ENTER NOWHERE

 

2011・アメリカ 

監督:ジャック・ヘラー  

主演:サラ・パクストン

 

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人里離れた森の中――夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサ。

森の中のキャビンに迷い込んだサマンサは、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇する。

最初はトムを警戒していたサマンサだが、彼の親切さに安心し、一緒に夫を待つことに。

するとキャビンにもう一人、ジョディと名乗る女が現れる。

彼女は恋人と強盗をした後で、どうしてキャビンにたどり着いたのかがわからない。

寒さと飢えから、3人は協力し合い、次第に打ち解けていく。

しかし、助けを呼びに行こうと森を彷徨っても、キャビンに戻ってきてしまい、事の奇妙さに気付く3人。

さらには、3人それぞれが認識している現在地や時代が全く違うことに驚愕する――。

そしてまた、衝撃の事実が明らかになっていく――彼らは一体なぜこの場所にたどり着いたのか?"

 

観終わった後、“あらら、この映画を見逃していたとは”というのが僕の感想。タイムリープやタイムトラベル的な作品は大概チェックしている。それにも関わらず、2011年以降、今年まで見逃していた。まあ、とにかく観ることができたので良しとしよう。

物語がほぼ終わり、3人が移動した世界から、それぞれの世界に戻ったときの描写を観て頭を抱えてしまった。どう考えればいいのだろうかと。どこかに伏線が張られているに違いない。しかし、どのシーンに伏線が張られていたのだろうか。今、思い出しても、ピンとくるものはない。人物の相関関係の整理とそれぞれの発した言葉を注意深く検証する必要があるようだ。インターネット検索で疑問を解くことは可能だと思うが、まずは自説を立てたい。どこかで再鑑賞することにする。

 

1999年に韓国で制作された「カル」<TELL ME SOMETHING>という作品があったが、この作品も頭を抱えた作品で明確な答えの出ない作品だった。当時、韓国では謎解き本が出たと記憶している。

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被害者の身体が切断され、その一部が紛失しているという事件がソウルで連続して起こり、捜査を進めるチョ刑事は、被害者とかつて交際していた美しい女性スヨンへと行き着いた。自分の過去を喋ろうとはしない彼女に接近していくチョは、やがて悪夢のような真実を知ることに…。

 

 謎解きの観点からいえば、1990年~ 1991年にかけてアメリカのTVドラマで放映された「ツイン・ピークス」<Twin Peaks>もブームになったが、僕はあまり面白さを感じられなかった。