2016-5

 僕の住んでいるサワンナケート市は人口12万人の小さな街だ。中心街に目を向けてみると1.5キロ四方内に、賑やか?といえる場所が収まっている。

 我が家はほぼその中心街に位置しており非常に便利なところにある。また、メコン川が近くにあり、歩いて20分。車でなら5分で着いてしまう。

 さて、街の様子を画像で紹介しようとしたが、実はあまり写真に収めていなかったため、街全体のイメージをきちんと伝えることができないことに気が付いたので、街全体のイメージはまたの機会に譲ることにしたい。

 

この場所は中心街の一画なのだが、ご覧のとおり昼夜を通し交通量は少ない、また、人通りも少ない。

バイクで走るには都合がいい。

 

この通りはあまり犬がいないので助かるのだが、それでも、かつてバイクに乗っているのにもかかわらず、5匹の犬に追いかけられ怖い思いをしたので、犬には本当に注意が必要だ。

 

 サワンナケートに住んでから2週間くらいが経ったころ、街を歩いてみた。このときは3時間くらい街を散策し街の匂いを肌で感じることができた。その土地を感じるには、やはり、まずは歩くことが重要だ。

 昼食を下記のおしゃれなコーヒーショップで食べた後、帰路に着くのだが、その途中、美味しそうなみかんとリンゴが目に飛び込んできたので購入。この日は35度はあったと思うが、もちろん喉が乾く。しばし歩いていると、今度は美味しそうなジュースを売っていたのでオレンジジュースを購入。そして自宅近くでビールも購入。左下の画像がそれらをまとめたもの。確か全部で3万KIPだったと記憶している。

 右下はガソリンスタンドで、趣は日本と変わらない。車にガソリンを入れるとペットボトルの水をくれるところもある。20万KIPで小さなボトル4本だ。

 

 

僕は週に一度、ここで野菜を買う。1回3万KIP前後。ここのお姉さんとはもうすっかりお友達。

白菜、玉ねぎ、キャベツ、タマゴは必ず購入する。なぜかニンジンが売っていないので、仕入れてくれるといいんだが。

 

 

この地域は中心街からやや外れてはいるが、レストランが密集している場所になり、欧米人が多い場所になる。

ここにくると、ラオスではないような錯覚にとらわれる。欧米人が多いことも影響しているのだろうが、やはり街の持つ雰囲気がそう感じさせるのだろう。フランス統治下時の建物が、間違いなく異風な雰囲気作りに一役買っている。

休日にこのコーヒーショップでランチを取りながら飲むビール、そして、静かな青い空、そして、青に生える白い雲を眺めてまどろむこの時間がゆるやかに流れる感覚は、決して日本では味わえないだろう。

サワンナケート冥利に尽きる。

実に不思議で魅力的な空間だ。