2018.09.02 27回目

  

久方ぶりに釣りに行ってきた。 

と言ってもいつものLAO Mではない。LAO Mは広大な天然池だ。レストランとディスコが併設されているのだが、お客が来ないの半年前に潰れてしまった。 

どこかいい釣り場はないものかと探していたところ、我が家のガードマンの自宅近くにいい場所があると言うので行ってきた。結果は坊主だった。 

釣り以外の目的としては、我が家のガードマンが1年両親と会っていない、また、彼には彼女がいて同様に1年会っていないこともあり、このアシストも兼ねていた。彼の両親や恋人ととの再会に一役買えたことで非常に充実した一日となった。 

釣り場は我が家から50キロ離れたところにあった。ケンカバオという地名の場所だ。この日はベストの釣り場を目指し5つの天然池を巡った。そして決めたのが写真の場所だった。側道から鬱蒼とした林の中を歩くこと20分、天然池はあった。誰も人はいない。獣が出てきそうな雰囲気だ。そこで糸を垂れ3時間粘ったがあたりは一度もなかった。とは言え、自然の中での釣りと森林浴はとてもいいひと時だった。 

ガードマンの実家ではバナナご飯をご馳走になり、彼の恋人の家ではしいたけをご馳走になった。そこで過ごした彼らとの時間はとても有意義なものだった。

 

 

NGO時代、田舎の貧困地域を何度も訪問する機会があった。今回の訪問場所もそれに近かった。田舎にはほとんど雇用がないため一家の暮らしを支えているのは出稼ぎで都会に出てきている息子や娘たちの仕送りのみ。このような環境が改善されるにはまだまだ相当な時間がかかるだろう。